伝 相州冬廣 本物 室町時代後期 脇差しです。

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伝 相州冬廣 室町時代後期 脇差しです。写真では分かり難いですが、痛みがほとんど無い、綺麗な合口拵えの平造り脇差しです。ハバキは銀無垢化粧ハバキです。 縁頭鐺は水牛製です。刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等は見受けられません。 刃 長:36.6cm、反 り:0.9cm、目釘穴:1個、銘 文:無銘、 元 幅:31.0mm、元 重:7.5mm、先 幅:25.0mm、先 重:5.5mm 重さ:拵え鞘を払って約410グラム。刀身のみの重量約330グラムです。 送料:ゆうパック(おてがる版)80サイズ 支払い方法:かんたん決済 刀剣に詳しい方の見方では「あくまでも私の所見ですが、地肌と刃紋と振袖中茎から、室町時代の相州冬廣で、初代もしくは二代あたりではないか。」とのことです。 初代冬廣は相州二代廣次の子と伝えられ、相模国から若州小浜に来住した冬廣家は室町時代後期に始まり江戸初期まで代々続く若狭の名門です。冬廣は室町時代前期に活躍した相州広次の子と云われ、華やかな作域を魅せる相州本流の鍛冶として栄え、室町時代初中期に活躍し非凡なる作刀を遺しています。小沸え深い刃中に砂流し金筋現れています。冬廣の相州伝の華やかな作域は同時代に於いては第一人者として賞美され、また代々藩政時代に至っても若狭國酒井家の御抱え工として面々と栄えており、小浜酒井家は徳川幕府初期の老中職を務め松平忠勝は将軍家光より、国持大名の待遇を受けるほどの処遇を受けています。

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